免震にかかるコスト

耐震対策で、地面と建物の間に緩衝体を挟みいれて、地震の揺れを10%軽減できるとい
う、免震構造を取り入れることを考える時、一般になされている耐震構造よりも地震に対
して効果がすぐれているという評価があるのですが、やはり免震構造を購入する際のコス
トが高いことがデメリットとされています。

それでも、ここ10年で免震構造を取り入れるところも少しずつ増えてはきています。今後、
この免震構造をする家が増えて、コストが少しでも下がってくれば、さらに市場も広がる
動きはあります。

また、免震構造に積層ゴムや免震継ぎ手をいれるのですが、積層ゴムは
消耗品(平均40年くらい)ですので、定期的に交換するようになりますので、そこでもさ
らに費用がかかってしまうのです。

耐震補強工事によってマンションひとつに設置するだけでも、何億もの費用がかかって、さらに維持費がかかり
ますから、そのへんが今の段階では、すぐに普及することがむずかしいのでしょう。

また、
免震を取り付ける技術もそう簡単ではないため、業者もよく選ばなければ、本来の免震の
すぐれた性能も、いざという時にうまく作動しないということもあるということです。